2023/11/22

便器のフタに接着剤?

現場管理の重要性について
 
 先日、元請けさんからこんなメールが届きました。
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 お客さんから便器のフタに接着剤が付着しているとのことです。
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 ん?どういうこと??
当日の作業内容は、前日に取り外した便器撤去後の、
便器なしのトイレ内装仕上げ、その後に新しい便器取付。
 
私の担当は内装仕上げのみですから、まだ梱包されている
新しい便器のフタに糊が付着するはずがありません。
 
 なのにですよ、

お客さんの手前、
苦し紛れの逃げ道で職人の不手際にしてしまうことは簡単です。
 今まで、いろいろな意味で寛容に対処してきましたが、
今後は
少し距離感を持ってお付き合いするようになります。
 
 商売が軌道に乗って好調をキープしている時は、不手際などの事象には
 元請けが飲み込むことで乗り切りますが、商売が下降気味の場合、下請け業者に何でもかんでも責任転嫁するケースが増えていきます。
そして、まともな職人は、一抜け、二抜けと去っていきます。
 気を付けたいものです。

 
 解決策は)
 ①現場管理監督、最終点検をきちんとする
 ②作業工程が被らないように日程をきちんと割り当てる
 

 悪気はなくても不手際となることはあります。
 良かれと思ってしたことが裏目にもなります。
 勘違いによるミスなど
 

 壁紙や床材の接着剤が乾いていない状態でビス固定するとよじれてしまったり、コーキングシリコンが固まっていない状態で次の職人が作業した場合のゴミの付着など・・
 
 監督が常駐点検していればミスは防げます。
 許容範囲を超えた受注や工程には細心の注意が必要です。