素人には危険なマッチングサイトの見極めポイント。
リフォームで失敗するトラブルのほとんどが選定基準による間違い。
二人とも「丁寧に仕上げます。」真面目で親切そうです。どちらかを選ぶ基準は「値段が安い」だけでしょうか・・・
現役職人・知識あり・技能士資格※指導員免許
 
本当はどうなの?仕上がりの差、安いとか高いとか言いますがクロス貼りの工事内容が平等、同じだと思いますか?
冷静によく考えればわかりますよね。施工プロセスと熟練度が違います。

誰に頼みますか?

 
例)スポーツカーが欲しい人は?

車の場合、乗用車、4WD、ワンボックスなど種類はたくさんあります。
スポーツカーが欲しい人がワンボックスや乗用車を売られているお店には行きません。専門のお店を探して行くわけです。 自分はどんなリフォームを希望しているのか、「何が一番欲しいのか」を明確にし知る必要があります。すべてをかなえようとすると、予算オーバーとなります。

 希望する工事が得意な業者を探さなくてはならないと思います。
壁紙をめくってみたら、いろいろな状態な訳です。しかし、症状を抑え綺麗にリフォームしたい職人も、設定された金額が非常に低価格ではお手上げです。そのような場合、作業工程を省く、又は、追加料金として請求される。比較的に安い工事単価なのに、対応地域が東京全域となっていると危険ですね。
1日でも早く工事を完成させないと赤字になる訳ですから。
結論、安いとは中間工程を省略した突貫工事になるのです。誤解しないで下さい。 
私は自分で「達人」「優秀です」と言ってるわけではありません。
キャリア1年の人から30年の10人に聞けば全員が「丁寧です。」と言います。
 
住宅のリフォームに関してはどうでしょう?  

不動産店やホームセンター、ハウスメーカーなど、どこでもリフォームを取り扱い、それぞれのお店が、「うちが一番」とアピールします。果たしてそうでしょうか?
マニュアルのある仕事とは?メーカーが手順を明記している作業です。
たとえばキッチンや浴室のユニットバスといった完成品、わかりやすく言うと組立作業の専門分野ですから安心な訳でパーツ部品の組み立て、セッティング。指定場所に「入る、入らない。」は問題外。しかし、マニュアルのない作業としてキッチン・ユニットバスの給排水の管工事や左官、大工、塗装、クロスなどはそれぞれの業界の常識的な手作業となり、職人の技量によって水漏れや床のきしみ、カビや劣化変色といった事象となります。「コスト重視でリフォームをスタートしたのに、結局、2度3度と追加費用が発生した。」
このようなことはよく聞く話です。
 
 低品質、不具合の多い業者に共通している点は、
 低価格を売りに宣伝している業者ですので冷静に検討することをお勧めします。
 

「原状回復工事はおまかせ下さい」
【賃貸物件専門、収益物件専門業者】
インターネット上に溢れる工事価格の基準が「新築」や「原状回復工事」だということに気が付いている方は少ないと思います。新築はそのまま、何も無いところから建設、障害はありません。ここでは原状回復について説明します。原状回復とは「空き室、賃貸物件」ということです。もっと簡単に言うと「人が住んでいない。」「家財が無い。」賃貸オーナー・大家さんはビジネスです。貸すことで利益を上げなくてはいけません。せっかくの利益を修繕費で損をするわけにはいきません。修繕費の負担を軽くしたいので徹底的に「安さ」を追及します。どうせ3~4年でまた貼替る可能性もある訳ですから仕方がありません。この「どうせ3~4年で・・・」で
工事となりますから、"問題のある職人でも良い"から安く仕上げたい。安く済ませたい。いま説明した原状回復の単価で大切な我が家のリフォーム職人を探しているのであれば、残念ですが失敗の可能性大です。日頃から、原状回復工事のウエイトが多い職人の場合と、在宅現場で家具家財のびっしり入っていて、家主様が「長持ちさせたい」と思われている要望に応えられる職人の施工内容はかけ離れています。
管理会社に任せたいところですが、管理会社の下請け業者は、賃貸の空き室専門が多いので在宅現場は苦手ということもあるようです。

 
 
糊、接着剤、パテなどJIS規格に認定されたグレードの高い資材にて施工。
JIS規格とは?
製品のサンプリングによる製品試験と品質管理体制を審査することによって、認証製造業者等から出荷される個々の製品の品質を保証する第三者認証制度です。
 

契約

契約事項は必須です。トラブル防止となりますので契約書は頂いて下さい。少額工事の場合は省略されることもあります。お互いの不利益を防止する事柄がきちんと記載されて(不具合、瑕疵、支払について)いますので誤解、勘違いをする前に書類に目を通しておきましょう

施主支給
必ず職人さんの手配又は約束を取り付け、事前に職人さんと打ち合わせし、数量、サイズや左右の向きなど間違えていないか確認してから購入して下さい。
支給品での工事の場合、不具合が発生した時に責任の所在がはっきりしない点がありますので理解と確認しておきましょう。
住宅のリフォームとは
現地での工事を伴う買い物だということを忘れてはいけません。

 

どこのマンションにもいる厳しい人

マンションは共同住宅ですのでルールがあります。どこのマンションにも非常に手厳しい住人がおります。「お宅で頼んだリフォーム会社は養生もだらしないんだから困ったね。」「お宅で頼んだ業者は規約の時間守らず遅くまで作業して困るんだけど」値切られた分、1日でも早く工事を終わらせようとしていたのでしょう・・そのようなことがささやかれても困りますからあまり値切るのも考えものですよ。
ルールを守りきちんと養生作業することでお客様のご近所での体裁やプライドをお守りします。

工事の際の鍵の取り扱い

鍵を交換する場合は別として、最近の鍵はピッキング防止のため簡単に合鍵は作れなく、オートロックとも共通で高価な物もあります。別紙、鍵の借用書などで対応してもらいましょう。

まとめ
【業者の選び方】失敗しない方法

失敗しないリフォームやリノベーションを行うためには、信頼性の高い業者を選ぶことが重要です。しかし、数多くの業者が存在している中で、どの業者を選べばよいか迷ってしまうこともあるでしょう。そこで、本記事では「業者の選び方」についてご紹介します。

まずは、業者の施工技術に注目しましょう。施工技術の高さは、リフォームやリノベーションの品質や耐久性に直結します。業者のホームページやパンフレットなどをチェックし、過去の実績や施工事例を確認してみましょう。施工技術の高い業者であれば、あなたが求める理想の仕上がりを実現することができるでしょう。

また、「丁寧さ」も重要なポイントです。リフォームやリノベーションは、長期にわたる作業が必要な場合があります。そのため、業者とのコミュニケーションや対応力が十分にあるか確認しましょう。初回の相談時から丁寧に対応してくれる業者であれば、施工期間中も円滑な進行が期待できます。

さらに、業者の実績も見逃せません。長年の経験や手がけたプロジェクトの種類、顧客の評判など、実績によっても業者の信頼性を判断することができます。実績のある業者であれば、多くのお客様から支持を得ていると考えられますので安心して任せることができます。

最後に、見積もりの内容や対応も確認しておきましょう。予算の範囲内で理想のリフォームを実現するためには、業者の提案やアドバイスが重要です。業者との打ち合わせや見積もりの段階で、提案力やコストパフォーマンスを見極めることが大切です。

「業者の選び方」は、失敗しないリフォームやリノベーションを実現するために欠かせない要素です。施工技術の高さ、丁寧さ、実績、見積もりの内容や対応など、これらのポイントを意識して業者を選ぶことで、理想の仕上がりを手に入れることができるでしょう。是非参考にしてみてください。