住宅のリフォームに関してはどうでしょう?
不動産店やホームセンター、ハウスメーカーなど、どこでもリフォームを取り扱い、それぞれのお店が、「うちが一番」とアピールします。果たしてそうでしょうか? マニュアルのある仕事とは?メーカーが手順を明記している作業です。 たとえばキッチンや浴室のユニットバスといった完成品、わかりやすく言うと組立作業の専門分野ですから安心な訳でパーツ部品の組み立て、セッティング。指定場所に「入る、入らない。」は問題外。しかし、マニュアルのない作業としてキッチン・ユニットバスの給排水の管工事や左官、大工、塗装、クロスなどはそれぞれの業界の常識的な手作業となり、職人の技量によって水漏れや床のきしみ、カビや劣化変色といった事象となります。「コスト重視でリフォームをスタートしたのに、結局、2度3度と追加費用が発生した。」 このようなことはよく聞く話です。 低品質、不具合の多い業者に共通している点は、 低価格を売りに宣伝している業者ですので冷静に検討することをお勧めします。 | 「原状回復工事はおまかせ下さい」 【賃貸物件専門、収益物件専門業者】 インターネット上に溢れる工事価格の基準が「新築」や「原状回復工事」だということに気が付いている方は少ないと思います。新築はそのまま、何も無いところから建設、障害はありません。ここでは原状回復について説明します。原状回復とは「空き室、賃貸物件」ということです。もっと簡単に言うと「人が住んでいない。」「家財が無い。」賃貸オーナー・大家さんはビジネスです。貸すことで利益を上げなくてはいけません。せっかくの利益を修繕費で損をするわけにはいきません。修繕費の負担を軽くしたいので徹底的に「安さ」を追及します。どうせ3~4年でまた貼替る可能性もある訳ですから仕方がありません。この「どうせ3~4年で・・・」で 工事となりますから、"問題のある職人でも良い"から安く仕上げたい。安く済ませたい。いま説明した原状回復の単価で大切な我が家のリフォーム職人を探しているのであれば、残念ですが失敗の可能性大です。日頃から、原状回復工事のウエイトが多い職人の場合と、在宅現場で家具家財のびっしり入っていて、家主様が「長持ちさせたい」と思われている要望に応えられる職人の施工内容はかけ離れています。 管理会社に任せたいところですが、管理会社の下請け業者は、賃貸の空き室専門が多いので在宅現場は苦手ということもあるようです。 |