畳表替え

まずは家具の置いていない部分の畳をめくります。
その際、隙間の有無や厚みをチェックします。
ベテランの職人に指導を受ける若手職人。畳業界も機械化が進んでいますが最終的に職人の確かな目と技術によって仕上がりは左右されます
 
 良い材料を使う時はこの作業は大切です。安い材料の場合はゴザの切れ端を畳下に敷いて調整しますが高級品の場合は違います。
大きな衣装タンスも家具スベリという道具で移動します
タンスが置いてある畳は仮畳です。
仮畳とはめくった畳スペースに仮置きすることで家具の移動を容易に出来、家具を一時的に置いておくことが目的です
 
出来上がった畳の納品です。

襖同様、納品日に雨が本降りの場合は日程を変更することもあります。
張替えによって床の高さ調整がされた畳です。
こういった細かい部分の作業がなかなか理解して頂けないことが近頃多いようです。
畳一級技能士の職人集団だから出来る作業内容です。お疲れ様でした。
熊本産イ草使用・ヘリ地 特製光輝 特栗(天然コットン100%)
M様には障子貼替と畳の表替えのご依頼ありがとうございました。